渡邉英児
渡邉英児

宮島

鈴谷一平がFに散り、2カド渡邉英児が通算60Vを達成

{{ good_count }}

ボートレース宮島の「中日スポーツ賞」は21日に最終日を迎え、渡邉英児の優勝で幕を閉じた。

初日は強風のため安定板を使用し、予選道中は万舟決着が連発と波乱に満ちた今大会。終日は大寒波の影響で気温が急激に低下し、風も強まった。

荒れムードが高まる中、優勝戦のスタート展示で3号艇の和田兼輔がダッシュへ引き、更に2号艇の渡邉も2カドを選択。本番でも同じく渡邉が奪取へ引いて、枠なり1対5の並びになった。

単騎のスロー戦となったイン鈴谷一平はスタートを踏み込んだが、気負い過ぎてしまったのかプラス04のフライング。鈴谷が戦線離脱となり、渡邉、和田、谷津幸宏で首位争いとなった。2Mを回った時点では和田がわずかに先行していたが、2周1Mで小回りした谷津が和田を捕らえる。しかし2周2Mで谷津がオーバーターン。その隙をついた和田、渡邉が内を突き、今度は渡邉が首位に立った。3周1Mでは和田に対して渡邉が強ツケマイを敢行し、ここで大きく差を広げた渡邉がVゴール。2着には谷津、3着には和田が入った。

渡邉は10戦5勝のオール2連対で優勝。今年は2回目、当地は4度目で、通算では区切りとなる60Vを果たした。2カド選択から、道中は激しいさばき合いを制した渡邉。これぞまさに気持ちの強さが呼び込んだVと言えるだろう。

優勝戦の結果はこちら 宮島12R