荒天のため準優進出戦が中止、17日に準優勝戦を開催

ボートレース下関「サンケイスポーツ杯 準優進出バトル」は17日、準優3番をメインに6日目を開催する。準優進出戦が行われる予定だった5日目は水面状況悪化のため中止、打ち切りとなった。優勝戦は18日に行われる。 準優1号艇をゲットしたのは9R岡田憲行、10R山田雄太、11R前田聖文の3人。

まずは9R。予選を3位でクリアした岡田は「ペラは片面だけ叩いた。伸びはもう少し。いい人には行かれる感じがある。出足も4日目は押す感じはなかった。合えば出足はいいと思う」と強調していた。10Rは山田が1号艇。今節は持ち前のスタート力を発揮して大暴れ。減量の効果も出ている。「スタートは行かないといけないと思っていたので全速で行った。4日目は全体的に良かった。ただ、単発的なものだと思うのでペラはガッツリ叩く。エンジンを考えればいいですね。スタートは3日目のイン戦以外は全速で行けている」と、きっぱり。

11Rは予選を首位でクリアした前田聖文が1号艇だが、運悪く、ピット離れ抜群の石川真二と同じレースになった。このレースは進入から波乱含み。予選首位通過を果たした前田は「ペラは全然違う形に叩いた。伸びるように見えたのはダッシュ分だと思う。足は悪くないけど特徴はない。成績の足ではないし、威張れることはない。ただ、展開はしっかり突ける感じはある」と話していた。石川は鋭いピット離れでイン奪取も十分ありそう。