若松
若松
鬼門のイン戦を克服した春園功太が4年4か月ぶりの優勝!
{{ good_count }}
この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。
ボートレース若松のGⅢ「シャボン玉石けん杯」は23日に最終日を迎え、12Rでは優勝戦が行われた。春園功太がイン速攻で快勝し、4年4か月ぶり通算5回目、当地では初となる優勝を飾った。
最終日は予報通りの強い向い風だったが、風速は5メートルだったので安定板なしの3周レース。優勝戦の進入は枠なりの3対3で、スタートもほぼ横一線。優勝戦の1号艇では4連敗中だった春園だが、ノーミスで文句なしの逃げを決めた。
3コースから握った渡邉和将が2番手で追走したが、6コースから最内を差した山田雄太が1周2マークで絶妙な小回りターン。渡邉は春園の引き波の外を握って回っていたこともあり、ここで逆転劇が起こった。2連単1-6は3,700円、3連単の1-6-3は1万3050円と、人気薄の山田の2着で好配当決着。
春園は前節の周年記念から池永太と共に当地連続出場。今節から新エンジンなのでアドバンテージがあったとは言い難いかもしれないが、ドリーム戦には選ばれず、点増しの恩恵がない中での予選トップからの王道優勝とあれば文句のつけようがない。これで少しはイン戦への苦手意識が薄れるかもしれない。