宮島
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古賀繁輝が2Mで逆転のVゴール
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ボートレース宮島の「第16回楽天銀行賞」は19日、古賀繁輝の優勝で幕を閉じた。全国的に天候が荒れ、今大会も例に漏れず準優日となる4日目と最終日は強い向い風が吹き、1Rから安定板を使用しての争いとなった。
その最後を締めくくる優勝戦。6号艇の深川真二が前付けに動くが、好枠の山本隆幸はインを死守。この流れを見て2号艇の古賀は3カドを選択した。チルトは全員が0度の中、古賀だけはチルト0.5度を選択し、まくる気満々での出走。この作戦が見事に功を奏す。
スリットで古賀はトップSとなるコンマ09を決め、インの山本は自慢の伸び足でコンマ15から伸び返してくるが、1Mでは一気に古賀がまくり、内を森定晃史が差してバック勝負へ。2Mは森定が先マイに持ち込むが、バックで山本を振り切った古賀は、先行する森定を差し返して見事にVゴール。
古賀は今年2回目、通算では45回目、当地は3度目の美酒と最後は勝ちに徹する古賀の姿勢に勝利の女神が微笑んだ。