宮島
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ボートレース宮島の『第13回やまだ屋「桐葉菓」杯』は12日が優勝戦日。 季節の変わり目らしく、気圧変動の激しい中で各選手は調整に頭を悩ませた大会。この流れの中で順当にポイントを加算させて予選トップ通過、準優1枠先マイ快勝から優勝戦絶好枠とVへの最短ルートを勝ち進んできたのが笠原亮だった。
優勝戦は進入で動きはなく枠なり3対3。4号艇に鳥飼眞、5号艇には野間大樹と強力な伸びを武器に今大会を勝ち上がってきた面々がカマシ筋に並ぶ不気味な進入ではあったが、Sはスロー域がやや先手を奪う理想的なスリット隊形。好枠インの笠原はコンマ13のトップSから危なげなく先マイ態勢に持ち込むと今年4度目、当地では初となるVゴールを駆け抜けた。
今大会で唯一のSGタイトルホルダーが魅せた、この王道Vにはファンも納得したことだろう。
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