唐津
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森定晃史が鋭いまくり差しを決めて当地2度目のV!
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ボートレース唐津の「BTSみやき開設14周年記念」は28日、準優勝戦が行われた。
準優勝戦後に「インを取るつもりくらいで行きたい」と語っていた2号艇の堀本和也のピット離れが大注目となったが、宣言通りに勢い良く飛び出す。1号艇の田村隆信は完全に抑え込まれてしまい小芦るり華(3号艇)も一つ内を狙う構えを見せたが、田村は深い進入を覚悟で素早く舟を向けてイン死守へ。結局は枠なりで3対3。田村は深い進入ながらコンマ04のトップスタートを決めたが、4カドの藤原啓史朗がグイグイ舟足を伸ばして小芦の抵抗をかわしながらまくりに持ち込む。藤原が抜け出したかと思われたが、好展開を見逃さなかった森定晃史が5コースから鋭いまくり差し。これが見事にはまりバックで藤原と並走に持ち込むと、1周2マークを先マイ。逆転狙った藤原の差しは届かず、森定が昨年6月2日の児島一般戦以来、通算14回目のV、当地で2度目の優勝を飾った。人気を集めていた田村は3着だった。2連単5-4は5860円(16番人気)、3連単5-4-1は13610円(39番人気)。
優勝を飾れなかった田村ではあるが、シリーズリーダーの活躍でA1キープに成功した。当地フレッシュルーキーの野田なづきは今期勝率4.37で終了。2着数が格段に増えて前期の3.80から大きく数字を伸ばした。まだまだターンに荒さはあるが、師匠峰竜太に鍛えられて着実に成長を遂げている。