益田啓司
益田啓司

芦屋

アクシデントがあった優勝戦、益田啓司が6年ぶりの芦屋V!

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ボートレース芦屋の「BTSオラレ日南開設12周年記念 ニッカン・コム杯」は最終日の25日、最終12Rで優勝戦が行われた。 黒野元基以外の5人が地元福岡支部で争われたこの一戦、意地と意地がぶつかり合うような大混戦となった。

6号艇の西山貴浩がS展示から前付けで2コースへ。1号艇の中辻崇人は突っ張り、3カドも示唆した2号艇の岡村慶太はこちらもS展示と同じくスローの3コースを選択。3号艇の益田啓司がカドに引き、仲谷颯仁と黒野が5、6コース回りとなった。

通算2000勝を挙げたメモリアルシリーズでの優勝を狙った中辻がコンマ05、前付けの西山はコンマ06と気迫のスリット攻勢。伸びも上位の中辻が先マイに持ち込んだが、マイペース進入からダッシュ乗りよく1Mにたどり着いた岡村が鋭いまくり差し。西山は引き波に沈み、岡村は中辻にまで届いて2Mを先取りに成功した。

ただ、ここでアクシデント。先頭で回った岡村がターン後期で転覆し、バック最内から2M小回りを狙った仲谷もこれに巻き込まれて転覆。岡村は妨害失格となった。中辻と西山は両者をよけたことで大きく失速。バックで最後方だった益田と黒野が恵まれる形でワンツーを決めた。3着は中辻。2連単3-5は5,730円(14番人気)、3連単3-5-1は14,400円(45番人気)の高配当決着となった。

益田はラッキーな形ではあったものの、好素性65号機のパワーを実感しながらドリームの4着以外をオール3連対で連日白星を挙げていた。今年2回目、当地では2017年9月以来6年ぶり3度目の優勝を飾った。

優勝戦の結果はこちら 芦屋12R