平和島
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「たくさんの応援が力になった」平山智加が圧倒的な走りを見せつけて優勝!/平和島レディースカップ
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ボートレース平和島では21日、GⅢ「平和島レディースカップ」が最終日を迎えた。今節は上位機が揃い踏みして、エース格の16号機は伏兵の鈴木成美へ。平山智加、藤原菜希、三浦永理ら主力も好エンジンをゲットした。一方で中村かなえ、堀之内紀代子は平凡機とのタッグとなり、先行きが危ぶまれた。
中村は繰り上がりで1号艇となった初日12R「レディースDR」こそ逃げ切ったものの、その後は苦戦。堀之内もチルト3度を試すことはあっても着には結びつかず、共にまさかの予選落ちとなってしまった。
好抽選だった平山、藤原、三浦はいずれも堅実にレースをこなし、特に平山は予選7走で6勝という圧巻の内容でシリーズを牽引。日高逸子は手にした14号機こそ平凡なエンジンだったものの、出足系を整えてベテランらしいレース運びを随所で見せて、オール3連対で予選をフィニッシュ。若手の西岡成美も連日舟券へ貢献し続けた。
準優は全てイン逃げで決着し、優勝戦の並びは内から平山、日高、三浦、藤原、廣中智紗衣、前田紗希。最終日は波も風もない穏やかな1日となり、優勝戦の時間帯もインには絶好の水面に。シリーズリーダー平山が断然の人気を背負い、トップスタートから最後も堂々と押し切り。本命党の期待に応えてみせた。
また、今節は大ケガからの復帰1節目で優出した前田の活躍も目立っていた。復帰戦とあって全てダッシュスタートでの戦いだったが、大崩れすることなく着をまとめて優勝戦6枠をゲット。準優後には「自信が取り戻せた」と語っており、ファンに復活をアピールするシリーズとなった。
優勝者コメント・平山智加
「本当に嬉しい。理想どおりのスタートが行けました。いいスタートも行けたし、普通に回れば大丈夫だと思っていた。(48号機は)私の選手生活で5本の指に入るくらい出ている。最近は調子も上がってきているので、いい流れがきていると思う。たくさんの応援が力になりました。これからも心を込めて走りますので、応援よろしくお願い致します」。