多摩川
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【GI事前情報】1999年以来の大会Vへ 充実一途の濱野谷憲吾が燃える!/多摩川ウェイキーカップ
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東都のエース濱野谷憲吾が24年ぶりのウェイキーカップ優勝に燃える。今年は5月のオールスターで優出すると、9月の常滑70周年記念を制してグランプリ出場は当確。ファン投票で選ばれたドリーム戦メンバーにも選ばれ、初日12Rの1号艇を任された。充実一途の今なら99年以来の大会Vに期待が持てる。
ウェイキーカップ6優出2Vの毒島誠も侮れない。当地は一般戦でも走る機会が多く、調整は手の内。3月の68周年に次ぐ連覇にも期待できる。賞金ランキング上位を走る馬場貴也、磯部誠、池田浩二に、67周年覇者の茅原悠紀からも目が離せない。年末を見据えて平本真之、島村隆幸も賞金の上積みを狙う。記念戦線に復帰した白井英治、山口剛も楽しみな存在だ。
横風が入ってくることが多い当地はスタートが難しいとされるが、10月ならあまり影響はない。1Mは静水面だが、2Mは返し波の影響もあり、パワーのないエンジンはたまに横流れする。イン1着率は年間通して50~55%と関東のレース場としては信頼度は高く、まくられても残すケースが多い。
エンジンとボートは5月20日に使用が開始され、5ヶ月が経過している。エース機は74号機で、とにかく伸びが強力。夏場に赤岩善生、石川真二が乗ったが、この時も伸びは変わらず行き足から良かった。次いで48、24号機も上位に数えられる。44号機もいいが、乗り手を選ぶ印象。7月に坪口竜也が優勝して注目された40号機は9月に転覆しており、足落ちが心配される。
地元東京支部の優勝は、15年の中野次郎までさかのぼる。また、過去2大会は優勝戦進出者も出ていないことから、今回は地元選手の活躍が見たいところ。濱野谷はもちろんだが、中野や支部長の長田頼宗は当然、気合が入るだろう。永井彪也は9月に走ったばかりでエンジンを知れたのは大きい。宮之原輝紀は同期の栗城匠にGI制覇は先を越されたが、タイトルを取れる底力は十分なだけに期待したい。