3連勝の永井彪也が得点率3位に浮上！

ボートレース下関の海響ドリームナイターGⅢ「長府製作所杯」は7日が予選最終日。3日目を終えて、吉田拡郎が首位を快走している。「特訓より本番の方が余裕はあったかな。変わらずいい部類。ただ、3走目は仕上がったと思ったけど、似た感じの人もいますね。それに3日目は僕より展示タイムが出てる人がいたのも悔しい。もうちょっとやってみる」と言うが、伸びは上位の一角だろう。

2位は山口剛。前検は気配イマイチだったが、本体とペラ調整で底上げに成功している。「2日目から回って押す力が付いてきたから、レースはしっかりできる。スリットから出て行く足はないから、伸びはもうちょっと欲しいけど、機歴を考えれば十分。夜の感触はいい」と強調した。

2日目から3連勝の永井彪也が得点率3位に浮上。「スリットで伸び返していたし、足の雰囲気はいい。どこと言うよりも全体的にいいと思う。初日後半前にペラを叩いて気配が出てきて、2日目にはさらに良くなっていた。リズムがいい」と白い歯を見せた。F持ちなので、課題はスタートだ。

池永太と岡村仁が4位タイで並ぶ。池永は3日目にあっと驚く6コースまくりを決めた。「3日目は6枠だったので、伸びるように調整した。反応してくれるし、足もしっかしている。また枠に応じて調整していく。あとはスタートに集中して」と話し、伸びは上位級だ。3日目に1着を2本並べたのが岡村。エンジンの機歴はイマイチだが、本体整備などで日々機力アップしている。「スリット近辺はある程度しっかりしている。ただ、出足とか他は物足りない。中堅に毛が生えたくらい。ターン回りとかきてくれたら中堅上位と言える」とコメントした。F持ちだが、スタートは攻めている。

中田竜太は3日目12Rで逃げて14位タイに順位を上げた。「2日目よりスリットの足は良くなっているけど、舟の返りが良くない。初日を考えれば戦えるけど、余裕はない」と足は中堅の域を出ないようだ。