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流れを掴んだ海野ゆかりが福岡女子戦を初制覇!/福岡オールレディース
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ボートレース福岡のGⅢ「オールレディース LOVE FM福岡なでしこカップ」は5日に最終日を迎えた。今節は総勢23人の地元選手が出場。地元からは魚谷香織、日高逸子、深川麻奈美が優出したが、終わってみれば遠征勢のワンツースリーという結果に終わった。
予選道中をオール2連対で引っ張ったシリーズリーダー竹井奈美が準優で5着に敗れがことで、地元勢に傾いていた流れが変わってしまった。その混沌とした状況でV戦1枠を手にしたのは海野ゆかり。4日目まではコメント通りに機力は中堅程度。着は安定してまとめていたものの、気配は目立たなかった。それが5日目のペラ調整で気配アップに成功。優勝戦でも勝負できるレベルまで機力を引き上げられたのが大きかった。
一度引き寄せた流れは絶対に手放さない。海野は優勝戦で魚谷が2コースツケマイに出ることを想定していたと言う。ベテランらしい読みの鋭さも光った。意外なことに当地開催の女子戦は初優勝。過去2回のレディースチャンピオン制覇歴があるが、来年の舞台は当地。3度目のGIタイトル獲得へ、来夏はいいイメージで乗り込むことができそうだ。
優勝者コメント・海野ゆかり
「スタートはコンマ10を想定。コンマ12ならよしとしましょう。エンジンは前検はワーストタイムだったし、節間もパッとしなかったですね。ようやく5日目になってペラが合ってきたのか、良くなってくれました。1周1Mはもう少し落として回りたかったけど、魚谷さんがツケマイにくるだろうなと思っていたので、まくられないようにした分、少し流れてしまいました。福岡はウネリもあるし、3周回ってくるまで気は抜けなかったですね。福岡は6コースから勝ったデビュー2回目の優勝(99年3月)は覚えているけど、ここの女子戦は初めて勝ったと聞いて、そういえば記憶にないなって。来年のレディースチャンピオンも出場できるそうなので、また来た時は一生懸命頑張りたいと思います」。