優勝戦の1号艇を手にしたのは平本真之と三浦永理！

ボートレース浜名湖の「男女Ｗ優勝戦 シーラック バリ勝男クン。カップ」は25日、男女それぞれ準優勝戦が行われた。男子準優9Rは絶好枠の平本真之がインから逃げて快勝し、外マイから抜け出した3号艇の吉村誠が2着。3番手は残る4人で接戦となったが2号艇の谷野錬志が制して、この3人が優出を果たした。

男子準優11Rはイン大橋純一郎がトップスタートから逃げ態勢に構えたが、3コースからシャープにまくり差した平田忠則が1着。大橋は2着、3着には2コースから差した藤生雄人が入線した。

女子準優10Rはほぼ横一線のスリットとなり、絶好枠の松本晶恵がインから押し切って白星。高憧四季が2コースから差し続いて内枠両者のワンツー。長嶋万記と土屋実沙希で競り合いとなった3着争いは土屋に軍配があがり、長嶋は準優で姿を消した。

女子準優12Rはスリットでやや後手を踏みながらも、予選トップ通過の三浦永理が力強く押し切り勝利。カドから差した川井萌が2着に入り、嬉しい初優出。3着には今井美亜との接戦を制した森下愛梨が続き、デビュー2度目の優勝戦進出となった。

男子優勝戦のメンバーは1号艇から平本、平田、大橋、吉村、谷野、藤生。今節は本体整備などもあった平本だが、「ターン回りは仕上がってます」と言える仕上がりになった。「谷野選手の方が伸びはいい」と同期の谷野を警戒しているようだが、「時間があるので、伸びをつける調整も試して、勝ちに行くレースをします。(スタートも)ここってところでは行きたい」と話しており、最後はしっかりと鋭いスタートを踏み込んで貫録を示すか。

女子優勝戦メンバーは1号艇から三浦、松本、高憧、川井、土屋、森下。地元勢が4人、遠征勢が2人となった。高憧曰く「自分も上位だけど、三浦さんとか、本当にいいエンジンの人にはやられる」とのことで、優勝戦は三浦が1つ抜けたパワーと見てよさそう。勝てば2015年以来の地元2度目の優勝だが、実戦足の良さを活かしてこの大チャンスをモノにしたい。

打倒・三浦を目指す他の5人もそれぞれ快速だが、その中でも注目は「ピット離れは抜群にいい」の土屋。松本や川井がピット離れの部分に不安を残しているだけに、枠番より内に潜れる可能性もあるか。まずはスタート展示で動向に注目したい。

男子優勝戦の出走表はこちら 浜名湖11R

女子優勝戦の出走表はこちら 浜名湖12R