清埜翔子が快速機を手に大暴れの予感 /江戸川ヴィーナスシリーズ

ボートレース江戸川の「江戸川ヴィーナスシリーズ・Yes！高須クリニック杯」が24日に開幕した。

メインカードの12R「江戸川選抜」は1枠から田口節子、寺田千恵、平高奈菜、細川裕子、浜田亜理沙、喜井つかさの6名。向い風7mで波高10cmの悪条件とあって、各艇仕掛けはしぶってコンマ20台。スリットから出し抜く艇はなく、1Mはコース有利に田口が先マイ。平高がつけ回って攻めるも届かずに、田口が逃げ切った。2着に平高が入り、3着には喜井が細川を振り切って入線した。3連単1-3-6は人気薄の喜井が入線したことで、6,030円(22番人気)とまずまずの好配当だった。

勝った田口は機力について「このペラの形なら、これで行けるかなというくらいはあったけど、他にも試したい形があるので試してみます。現状では普通くらい。競っていないので特徴は分からないです。乗り心地は悪くなかった」と少し辛めのジャッジ。2着の平高も初日は2、2着とまとめる成績だったが「ここ3節では一番まともなエンジンだけど、大した足ではなさそう」と、仕上がりに関しては微妙な印象を持った様子だ。

一般予選では清埜翔子が大活躍。前半は6枠6コースから大まくり一撃。後半は5枠5コースから差しさばいて2着の成績。「出足がしっかりしてますね。行き足なんかも良くて、バックは追いついた。競ってる感じも良かったです。エンジンにパワーがあります。外枠で1、2着？メッチャデカいです」と笑顔満面。快速11号機から、しっかりレース足を引き出している。今のムードなら早くも優勝候補と言えるほどの雰囲気だ。