今井美亜、大橋純一郎が得点率トップに君臨

ボートレース浜名湖の「男女W優勝戦 シーラック バリ勝男クン。カップ」は23日に3日目を開催。1Rから波乱が連発し、6本の3連単万舟券が飛び出した。

3日目連勝としたのは今井美亜、三浦永理、藤生雄人。中でも藤生はセンター枠2走からの連勝で、勝ち星を挙げた2、9Rは共に万舟券決着。「ペラを叩いてスタートの足が良くなってるし、もらった時よりも大分上向いた」と調整面でも正解を出せた様で予選ラストは絶好枠から3連勝を狙う。

女子の得点率状況は、今井がトップ。伸びがいい高憧四季が2位につけるが、両者の予選最終日は外枠を含めた2回走り。一方、3位の三浦、5位の長嶋万記は内枠からの2走でポイントアップが狙える。地元両者に挟まれての4位につけている松本晶恵も動きはいいだけに、この5人による予選トップ、そして準優1枠をかけた戦いは激しくなりそうだ。

男子はここまでオール舟券絡みの大橋純一郎が得点率8.60で頭1つリード。2位に続くのは同じく地元の吉村誠で、こちらは得点率7.60。2位以下との差が大きく開いている上に、機力面の不安もない大橋純が順当に予選トップ通過を果たしそうなムード。

残る準優1枠のイスには2位の吉村が一番近いが、ここが崩れると、1枠1走の平本真之にも逆転準優1枠のチャンスが生まれる。その平本は「出てないのが分かりました」と3日目のレース後は早々に整備室へ。「前節の最後にやってあった整備を全部戻して1から調整をやり直します。回った後の出足や伸びへのつながりを良くしたいです」とのことで、予選ラストの4日目11Rはその調整の成果にも注目が集まる。