渡邉優美
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福岡

【女子戦事前情報】女子賞金ランキング6位の地元・渡邉優美が主役!/福岡オールレディース

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近況好調なメンバーがズラリと並んだが、V戦線を引っ張るのは地元の渡邉優美。今年の優勝回数は2回のみだが、コンスタントに成績を残し、8月の津レディースチャンピオンでは優出に成功。女子賞金ランキングも上位につける。賞金争いもいよいよ佳境を迎えるが、走り慣れた好相性の水面で、もうひと稼ぎする。

対抗格は同じく地元の川野芽唯。3月に行われた当地前回戦の覇者で、今大会は“連覇”が懸かる。8月のレディースチャンピオンでは準優勝を果たし、来期勝率は7点を超えるなど、絶好調モードに突入している。その他にも日高逸子竹井奈美魚谷香織深川麻奈美と、地元勢は層が厚い。個性あふれるレースが魅力の野田部宏子池田奈津美にも注目したい。

ただ、遠征陣も強力布陣。鎌倉涼は来期勝率で8点超えのペース。男子顔負けの攻撃力を魅せる小芦るり華、8月の鳴門ヴィーナスシリーズで約2年半ぶりの優勝を飾った岩崎芳美など、タレントは抱負だ。

今年の福岡での女子戦は、川野が優勝した3月のオールレディース、西橋奈未が優勝した4月のヴィーナスシリーズと2節開催。そのイン1着率は54.5%と、イン主体で展開された。2コースも33勝で1着率も22.9%と上々だったが、決まり手の内訳は差しが19本に対し、まくり9本、抜き4本、恵まれ1本。近年の女子戦は2コースまくりが多く見られるが、やはりうねりがある影響か、福岡では差し主体ということを頭に入れておきたい。さらに6コースからの1着はなく、2着も2本だけ。主力と言えども苦戦は免れない。配当面では2,000円未満が52.8%と本命基調。平均配当も4,588円とかなり低い結果だった。

直近2ヶ月と6ヶ月の勝率を比較、その差を算出すると、トップの竹井奈美は勝率8点超え。産休復帰直後から本来の強さを見せていたが、さらに磨きがかかった印象だ。2位以下にはB級がズラリ。本田愛は7月の蒲郡でデビュー初勝利。1着はまだこの1本だけだが、舟券絡みが急増中だ。中尾彩香はデビュー初優出を経験し、たくましくなった。7月大村では9走中、6度の舟券絡みの活躍を見せた。野田部は5月若松、6月宮島で優出し、自身初のA2級昇格が目前に迫っている。