山口剛
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「100点のターンができた」山口剛がGI復帰戦で復活のV!/桐生赤城雷神杯

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ボートレース桐生のGI「開設67周年記念赤城雷神杯」は18日に最終日が行われた。前走の福岡ボートレースメモリアルでSG復帰、今回がGI復帰戦となった山口剛。チャレンジカップ、グランプリ出場に向けて、前検日には「猛チャージ」宣言をしていたが、有言実行でVを勝ち取った。

機歴のいいエンジンを引き、序盤からいい足を見せて予選は3位通過。準優は峰竜太毒島誠を従えてのイン逃げで1着。優勝戦は3コースからまくり差し、イン先マイの青木玄太をバックで捕らえた。

優勝賞金1100万円を上積みして、今年の賞金ランクは23位に浮上。10月の蒲郡ボートレースダービー出場は決まっているが、11月の三国チャレンジカップ出場の当確ランプも灯った。周年での「レース勘は戻っていない」と戦前は話していたが、今回の優勝で「ここからはグレードレースでも十分通用すると思っています」と自信を取り戻した様子。終盤戦、まだまだ続く山口の猛チャージが楽しみになってきた。

優勝戦の結果はこちら 桐生12R

優勝者コメント・山口剛

「作戦としてはまくりではなく、まくり差し一本で考えていた。いいターンができるようにペラ調整しました。イメージはしていたので、あとは自分がズレることなく動けるかでしたが、そこに関しては100点のターンができました。足の差は青木玄太君とはそんなになかったので、慌てることなく2Mを先取れた。

本当に嬉しいです。去年のグランプリのFで、今年は前半、中盤と出遅れている。ここからは全部取る気持ちぐらいで行かないと間に合わないので、そういう強い気持ちで走れてはいる」。