佐藤大介が予選トップ通過を決めた

ボートレース常滑の「スポーツ報知杯争奪第14回ビクトリーカップ」は17日に2日目を終えた。 2日目を手堅くまとめた佐藤大介が見事予選トップ通過を決めた。「ペラは星野(太郎)選手の状態から少し叩いたくらい。足は全体的にまあまあで、乗りやすさがある。もう少し良くなりそうな感じがある」。仕上がったとは言い難いが、それでも2連対率27％のエンジンを考えたら上出来かもしれない。「前半もあるので、気を抜かず頑張ります」と3日目は優勝戦1号艇へ向けての大切な2走になる。

連勝で、都合3勝をマークした塩崎桐加が予選2位。「Sは全速で行けた。すごく伸びる訳ではないが、足はいい。チルトはマイナスで、この方が乗りやすさもある」。連日豪快な攻めっぷりが目を引くし、軽量も相当味方しているのだろう。3位に北川潤二。「ギヤをやり直して感じはいいが、回り過ぎで出足型になり伸びはいまいち。ペラで抑える調整をする」と方向性が定まり、3日目は気配アップが期待できるか。

初戦6着だった岩永雅人も、2日目は気配一変で連勝ゴール。「とてつもない出足と書いておいてください。トップクラス。握ったらずっと進んでいて、こんなことはあんまりない。伸びは普通です」。いつもエンジンをよく出す岩永だが、今節はさらに強烈な仕上がりだ。これなら準優勝戦もいい勝負ができる。