準優勝戦は磯部誠、茅原悠紀、赤岩善生の逃げ切りが有力/三国北陸艇王決戦

ボートレース三国のGI「開設70周年記念 北陸艇王決戦」は12日に4日目を開催。予選通過をかけて熾烈な得点争いが繰り広げられた。準優の絶好枠を勝ち取ったのは、2日目以降を2連対でまとめて予選トップ通過を決めた磯部誠、オール3連対をキープして安定感ある走りを続けた茅原悠紀、進入から攻めの姿勢を貫いている赤岩善生。

磯部は「伸びは前半の方が良かった。後半は出足がいると思ってバランスを取って行った。出足も伸びもバランスが取れているけど、手前に寄り過ぎている。軽い感じがするので、前半と後半の間を取りたい」と話す。

茅原は「1マークは大分行き過ぎたけど、めっちゃ舟が返ってきた。出口も良かった。行き足がしっかりしていて、その延長で伸びも良く立ち上がりが速い。エンジンは良いと思う」、赤岩は「足はバランスが取れていて良い。特に良いのは行き足。スタートが決めやすいね。調整の方向性は分かっているし、明日も集中して行きます」と、それぞれにスタイルの違う仕上がりが見えるが、3選手とも表情には自信が見て取れる。白熱の準優勝戦になることは間違いないが、当地の水面特性も加わって準優勝戦は全てイン逃げで決まりそうだ。