永田啓二にアクシデントが発生して得点率トップ通過は清水敦揮！

ボートレース若松の6日間開催の「若松夜王シリーズ第2戦西日本スポーツ杯海属王決定戦」は3日、準優勝戦が行われる。

3日目まで6連勝と突っ走っていた永田啓二にまさかのトラブルが発生。1回乗りだった7R、展示航走中にエンストしてしまい、そのまま選手責任外の欠場となった。エンジンを調査した結果、水穴にゴミが詰まってエンジンが焼き付いていたことが判明。この分も出走回数に含まれるため、得点率は2位に後退。しかも、エンジンの焼き付きでシリンダーなどのセット交換もしなければならず、気配もどうなるか分からない。準優は10R1号艇で登場するが、その前の6Rに注目が集まる。永田が足落ちしていれば、飯山泰や貞兼淳二の逆転が怖い。

節一パワーの清水敦揮が何ともラッキーな形で予選トップ通過となった。まだペラは完全にマッチしておらず不満も口にしているが、イン戦なら何の問題もない。準優11Rは相手探しのレースになる。

4日目に連勝を飾った原田篤志は長野壮志郎を逆転して3位に浮上し、9Rの1号艇を手にした。課題の乗り心地を改善できたことは大きいが、4日目8Rで清水に競り勝ったとはいえ、足の差は歴然だった。ただ、準優9Rは上位パワーが不在の組み合わせになったので、インならすんなり逃げそう。

準優ボーダーは6.00。上位着順差で一瀬明が次点に泣いた。

なお、村上彰一は病気のため帰郷となっている。