6戦全勝の永田啓二が得点率トップに君臨！

ボートレース若松の6日間開催の「若松夜王シリーズ第2戦西日本スポーツ杯海属王決定戦」は2日、予選最終日を迎える。3日目にしてようやく風が収まり、安定板なしのレースとなった。その途端、インが8勝と復権。やはり当地のレース傾向は風に大きく左右される。

永田啓二は3日目も差しと逃げを決め、初日から無敵の6連勝。当然のように得点率トップに立ったが、こうなると完全優勝が見えてくる。4日目は7R5号艇の1回乗りだが、楽勝ムードの番組ではないので、ここを乗り切れるかどうか。コメントも相変わらずあまり良いことは言ってないが、この成績で上位の足がないわけがない。

もっとも、仕上がりならナンバー2エンジンの清水敦揮が抜けている。「このエンジンはもっと出そう。まだ持て余している」と言うほどなので、完全にペラがマッチした時はどれほどの仕上がりになるのだろうか？得点率も2位で、仮に永田が完全優勝に王手をかけたとしても、優勝戦の清水はかなりの難敵になりそうだ。

3位は長野壮志郎だが、体重がなんと53キロしかない。「体重が軽い分、出足はいいのかも。引き波に入っても出ていきますからね」と感触もまずまず。このまま上位の2人とともに準優1号艇はガッチリ確保しそうなムードになっている。

宮田龍馬の優勝機に乗る飯山泰は、安定板が外れて伸びが本格化。3Rでは6コースからのまくりを決めており、2日目までとは別人のような動きだった。得点率は13位だが、仕上がり的に準優は4号艇あたりがちょうどいいかもしれない。

準優ボーダーはいつもの6.00。主力陣では一瀬明、坪口竜也、村上遼が勝負駆けを強いられる。村上遼は最悪は脱したようだが、今節はリズムも悪い。