若松
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宮田龍馬が道中大逆転で嬉しいデビュー初優勝!
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ボートレース若松の「ルーキーシリーズ13戦植木通彦カップ23回スカパーJLC」は27日に優勝戦が行われ、宮田龍馬が宮之原輝紀とのデッドヒートを制し、8回目の優出で念願の初優勝を飾った。
進入は枠なりの3対3。スタートは6人全員がゼロ台の踏み込みだったが、中でもインの宮田はコンマ03。当然、逃げ態勢に持ち込んだが、「大事に回りすぎた」とターンがやや慎重になってしまい、3コースから握った宮之原輝紀の先行を許した。しかし、パワーで上回る宮田はバックで追い付き、1周2マークは先に旋回。しかし、ここもターンが大きく流れる。宮之原がズバっと差して、2周ホームでは2艇身近くリードしていた。
ところが迎えた2周1マーク、今度は宮之原がターンマークを少し外してしまった。宮田はこの隙を見逃さず、渾身の差しハンドル。これが届いて2周2マークで宮之原を突き放し、優勝を手にした。宮之原は悔しい2着。3着は石本裕武がキープして3連単1-3-2は1,310円の4番人気と本命サイドで決着した。
優勝した宮田は「師匠の高野哲史さんに一番に報告したい」と笑顔。デビュー期から4期連続で勝率1点台から抜け出せず、水神祭に2年も要した苦労人だが、今期は初のA1級昇格も視野に入るほどの成長ぶり。初優勝も時間の問題だっただろう。