話題のスーパールーキー・石本裕武が2日目を連勝ゴール

ボートレース若松の「ルーキーシリーズ第13戦植木通彦フェニックスカップ第23回スカパー!・JLC杯」は23日、2日目を開催した。 今節は低調機シリーズで、上位の中の上位機は3基しか使用されていないが、その3基を引き当てた石本裕武、数原魁、島崎丈一朗が遺憾なくパワーを発揮中。デビュー2期目にしてA2級昇格が見えている話題のスーパールーキーの石本は初日こそまくり攻めを内に抵抗されて不発だったが、選手生活初のイン戦だった3Rをきっちり逃げ切ると、5艇立ての3コースだった11Rでは見事なまくり差し。噂に違わぬ好ハンドルとレースセンスを見せつけて連勝ゴールを飾った。

圧巻のパワーで初日連勝だった数原は前半こそスタートで様子を見て2着だったが、12Rではカドから一気のまくりで末永和也を沈めて快勝。これで4戦3勝のオール2連対。初日には仲谷颯仁も破っており、決して番組に恵まれての好成績ではない。島崎も7Rでは末永に先着するなど2日目は2着2本と元気いっぱいの走りだ。 末永は出足には好感触を得ているものの、レースではアウトからの強襲を受けての3、4着。12Rはせっかくのイン戦だったが、超抜数原のカド戦では成す術がなかった…。

なお、2日目は事故が多発。2Rでは大塚雅治と杉山喜一が負傷し、後半を欠場して帰郷。9Rでは田中宏典の転覆に仲谷颯仁が乗り上げて、こちらも2人とも負傷帰郷。仲谷は1日に2回も事故艇に巻き込まれてしまった。ただ、4人とも大きなけがではなかったのが不幸中の幸いだった。