
若松
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ボートレース若松の短期決戦「アヤメカップ」は20日、優勝戦を迎える。
19日に行われた準優は11Rが大波乱となり、優勝戦は1号艇から江夏満、池永太、榎幸司、枝尾賢、河野真也、橋本英一。地元勢が5人という顔ぶれになった。パワー評価は榎=橋本>河野>江夏=池永=枝尾。今節は良機シリーズだが、主力選手に上位機はほとんど渡らず。優出メンバーに上位パワーはいない。これほどエンジンレベルが低い優勝戦は初めてかもしれない。
というわけで、前検日は全部6着を取りそうなくらいの悪いコメントだった江夏が優勝戦の1号艇に収まった。「佐々木和伸さん、中嶋誠一郎さん、それに渡邉翼と上位が誰もいなくなりましたからね。今なら普通はあるし、このメンバーなら戦えそうですよ」と江夏はニンマリ。風もイン有利な緩やかな横風の予報が出ており、順当に逃げそう。前検の気配を思えば、まさか江夏が優勝戦の1号艇になるとは本当に思わなかった。
準優11Rではカドから伸びてのまくり差しで予選トップの川上剛を撃沈した榎が逆転候補の筆頭。「伸びは良くなったが、その分、回り足が重くなった」と一長一短の仕上がりではあるが、好水面の3コースは当地のカギを握るポジションでもあり、思い切った全速ツケマイを打てれば逆転の可能性はある。
池永と枝尾は準優を終えても泣きっ放し。「この足では優勝できない」と池永が言えば、枝尾も「3日目はおかしかった」とインから敗れて放心状態。もっとも優勝戦のエンジンレベルは低いので、この2人も十分勝負圏内ではあるのだが。
なお、橋本英一はこれが3回目の優出だが、その3回は福岡、芦屋、当地の地元3場。準優も6号艇から接戦を競り勝って2着に食い込んでおり、展開が向けば初優勝のシーンがあるかもしれない。
5上位級 | 松尾 宣邦 中嶋 誠一郎 佐々木 和伸 渡邉 翼 田中 宏樹 荒牧 凪沙 |
---|---|
4中堅上位級 | 新良 一規 落合 敬一 加藤 雅之 大賀 広幸 富永 茂 田山 和広 繁野谷 圭介 石川 哲秀 宮地 博士 小林 一樹 榎 幸司 川上 剛 坂口 貴彦 河野 真也 橋本 英一 占部 一真 新田 洋一 |
3中堅級 | 山下 和彦 西村 秀樹 一宮 稔弘 吉永 則雄 江夏 満 枝尾 賢 野相 弘司 渡辺 浩司 和合 俊介 池永 太 小林 文彦 井上 茂 守屋 大地 柴田 直哉 森 智哉 森 雄利 |
2下位級 | 横井 光弘 小川 広大 葛原 大陽 |
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