地元の三浦洋次朗が目を引くパワー！

ボートレース常滑の「ニッカン・コム杯」は19日、2日目が終了した。得点率9.75で高野哲史、小坂尚哉、松尾拓が並び、上位着順差と今期勝率で1位・高野・2位・小坂、3位・松尾となった。ただ、当地は前半レースの得点も加算されるので、優勝戦の枠番を巡っては準優前のレースも大切になる。

機力的には3人とも納得のレベル。高野は、「ターンがしっかりしている。直線はいいとは言えないが、悪くはない」と実戦向き。小坂も「全体的に足はいい。スリットから出て行く雰囲気はある。もう少し手前が来てくれればいいけど…」とパンチはある。「足は全体的に良さそう。乗り心地もいいとは言えないが、乗りづらさはない」と話す松尾は、バランス型の仕上がりだ。

地元からは大澤誠也、三浦洋次朗、松竹大輔、牧原崇が勝ち上がり。中でも三浦のパワーが目を引く。「前半は操縦不能だったけど、後半は良かったと思います。直線もいい感じだし、グリップ感もあった。中堅上位はあると思う。準優でSは行かないです(笑)。コンマ20ぐらいで展開を突きたい」と話した。前回の当地戦でFを切っているだけに、今節は仕掛けが慎重。これまでの4走は全てコンマ20より前には行けてない。ただ、それでしっかり着をまとめているのだから、機力の裏付けは十分。自力で仕掛けることは考えづらいが、展開さえ向けばしっかりと上位争いに加わりそうだ。