池田奈津美が容赦のない前付け策で地元A級勢を翻弄！

ボートレース戸田の「創刊30周年 マクール杯」は19日に開幕した。初日連勝と最高のスタートを切ったのが西舘健。まくり2連発の勝利に「ボクがまくりで連勝なんて、かなり珍しいですよ」と笑顔がはじけた。「スリット付近の足がかなりいい。戸田で稼げる足をしています」とエンジン本体のパワーも感じている様子。本来は回り足タイプでしのぐ選手だが「今節はこの感じで行きます。出て行くんで、1Mは展開が見やすいんですよ。レースがしやすいです」と相棒の8号機をベタ褒めした。2日目は9R1号艇の1走。3連勝も視野に入れての走りになる。

女子で注目は池田奈津美。最近は前付けでアピールをしているが、男女混合戦での今節でも容赦ない前付け策を見せた。3Rは4号艇が小山勉、5号艇が加藤高史と地元A級が並んでいたが、池田は6コースからきつめの前付けで2コースを奪取。深い起こしになって6着に敗れたものの、「4、5、6号艇は前付けに行きます」という宣言どおりの行動に出た。2日目は5Rの5号艇があるだけに、その動向に注目が集まる。