森作雄大の足色に注目！

ボートレース常滑の「第九回はんだ山車まつりカップ」は2日に開幕した。 初日メインの「予選ドリーム戦」は、人気を集めた永井彪也が逃げ切り。しかし、1Mのターンも含めて、かなり苦しい逃げでの白星のようにも映った。永井本人も機力的にはいいコメントが返ってこない。「最低限、これならレースできるかなってぐらいではいけた。でも、上振れはなかった。何かしないと厳しい足だと思う。もう少し全体に欲しいですね」と優勝争いをしようと思うと機力アップは欠かせない。

予選組では中岡正彦と森作雄大が2走1、2着と気を吐いた。中岡は「普通ですね。ちょっと乗りやすいぐらいで、いたって普通。悪くはないけど、特長がない」と機力的には中堅に毛が生えた程度。一方の森作はなかなかの足色に映った。特に後半、3コースからまくったレースは目を引いた。思い返せば、前回の昨年当地戦では4カド一撃決めて優勝を飾っているのだ。「あの時ほどの伸びは求めてないですね。今節は行き足を求めた調整。行き足の延長で伸びも良く見えるのかも。ハナ切る切らないでその後の伸び方が違うので、外枠でもハナ切れば出ていく可能性はありますね」と。2日目は4、6枠での戦いだが、伸び具合にも注目したい。