浜名湖
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地元フレッシュルーキー若林義人が静かに闘志を燃やす!/浜名湖モーターボート大賞
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ボートレース浜名湖のGⅡ「MB大賞 天下無双!群雄割拠浜名湖の陣 地区対抗戦」は28日、予選最終日となる4日目が行われた。トップ争いは峰竜太、吉田拡郎によりデッドヒート。吉田は予選ラストも軽快にカドまくりを決めて圧勝。3日目のように外の艇に差しを許すことすらなかった。特にダッシュ時はスリット近辺の加速感が秀逸で、4日目は回り足にも力強さを見せていた。
一方、予選ラストで4着に敗れて吉田の後塵を拝する格好となった峰だが、「総合的に見て、自分より良いという人がいない」と仕上がりには自信満々。ともに準優へ向け、もはや不安要素はないと言っていいだろう。
ただ、波乱含みなのが準優10Rだ。1号艇・枝尾賢も仕上がりは良好だが、4号艇に座るのは菅章哉。「チルト3に限らず、しっかり伸びるセッティングでベストな調整で行きたい。みんなが予想から楽しめるレースをしたい」とまくり屋らしい宣言が飛び出していた。この一撃も魅力だが、今節の菅は何回も外の艇に差しを許し、波乱の決着をもたらしている。それだけに外枠の金子萌や重成一人にもチャンスがある一番となりそうだ。この2人がマーク策に出るのか、はたまた菅がチルト3を選択すれば1つ内に入るのか。進入の駆け引きからも目が離せない。
最後に、地元フレッシュルーキーとして準優出を果たした若林義人をピックアップしたい。今節は開幕カードでGⅡ初勝利。水神祭を挙げた。その後も順調に調整を進め、「バランスがしっかり取れていいところにいる。足的な不安は準優でも全然ない」と強気なコメントを残していた。「期待されているということは感じているので、恩返しをしたい。でも、レースでは平常心で行くようにしています」と心は熱く、頭は冷静な状態なのが今の若林。コースは遠くてもワンチャンスを逃さない気概で準優に臨む。