準優10Rは節イチ伸びの田路朋史が波乱を演出するか

ボートレース住之江の「日刊スポーツ盾争奪第57回しぶき杯競走」は28日に予選が終了。予選を7戦4勝にまとめた藤岡俊介がトップ通過を決めた。「4日目に関しては調整が全く合っていなかった」と反省を口にしたが、「初日、2日目はターンしやすかった。しっかり合わせたい」と前を向いた。調整が合えばターン回りを中心に上位級の仕上がりだ。

2位は上條嘉嗣。予選ラストの8Rでは逆転勝ちを決め、準優1枠を掴み取った。「伸びを求めて行ったけど、やり過ぎましたね。悪くはないが、いい所もなくなってきた。行き足を求めて調整して行きます」と、こちらも調整に課題は残すが、舟足は問題なさそうだ。

3位は土井祥伍。予選ラスト7Rを差し切って3勝目を挙げる活躍を見せた。「3日目よりいい感じだけど、まだ良くなる余地はある。現状はストレートにちょっと余裕がある」と仕上がりは上々だ。

この3選手が準優1号艇を手にしたが、準優で波乱の使者となりそなのが10Rの4枠・田路朋史。「(8Rは)Sを放った分、まくれなかったけど、変わらず伸びはいいですよ」と自信を示すように、伸びは文句なしで節イチ。カド＋節イチ伸びのセットで一撃に期待したい。