優勝戦の絶好枠を手にした三浦永理が完調宣言！

ボートレース常滑の「夏のマーゴの湯記念競走」は23日に準優勝戦が行われた。準優10Rは人気の藤山雅弘がコンマ08のトップSから逃げ快勝。オール2連対をキープしているが、「変わらず足は良いままだが、道中のターン足が少し気になる。1M、2Mは良いが、その後が気になる。行き足がいいので、Sはスローからしっかり行きたい」と心残りはある様子。2着は差し続いた若狭奈美子。「足は変わらず、出足も伸びもいいまま。調整は明日乗ってから考える。Sは準優勝戦と同じくらいで、コンマ10を全速で行きたい」と仕上がりは良さそうだ。

準優11Rはダッシュ勢が勢いよく攻めて、イン三浦永理には厳しい展開。乙津康志のまくりに三浦は抵抗したが、すかさず井手良太が差し。それでもBSで伸びた三浦は2マーク鮮やかな差し返しで1着。「出足も伸びも良く、バランスが取れている。ブラケットを交換して、ペラの調整をして、乗りやすくなっている」と完調宣言も出た。接戦を制した乙津が2着。「何だかんだで乗りやすくなってる。タイムは少しいいけど、グイグイ伸びていくことはない。準優は井手君に押してもらって展開が良かった」と、久々の優出に終始笑顔だった。

準優12Rは里岡右貴がトップSから危なげなく押し切り。「どちらかと言えば出足型で、伸びはあって中堅ぐらい。行き足は力がない感じ。エンジンとギヤを洗って、ペラも少し調整をする」とオール3連対でまとめてはいるが、機力は中堅の域を出ていない。杉山裕也が差し続いて2着で優出。「優勝戦に乗れてノルマは達成。2日目のキャリアボデー交換と、ペラ調整で足は上向いているが、それでも中堅あるかないかぐらい」と明らかに機力は劣勢。優勝戦も地力を発揮して地元の意地を見せるか。

優勝戦の出走表はこちら 常滑12R