オール2連対で三浦永理がトップ通過！

ボートレース常滑の「夏のマーゴの湯記念競走」は22日に早くも予選が終了した。予選ラストで待望の白星を挙げ、オール2連対の三浦永理が堂々の予選トップ通過を決めた。「足はいいけど乗りづらい。初動のかかりが悪い。向いてからの出足や伸びはいいけど…」と万全な仕上がりとはいかないが、パートナーの5号機は2連対率わずか19%の低調機。機歴を考えたら十分過ぎるほど動いている。少なくとも、今節の中では上位の一角に入るだろう。

2日目連勝で三浦と同じくオール2連対の藤山雅弘が2位通過。「出足も伸びも良く、バランスが取れて良いが、前半と比べるとターンの感じが少し違った。ペラの微調整をする」と若干の課題はありそうだが、こちらは文句なく節イチ級の動きだろう。

初日連勝の貯金が効いた里岡右貴が残る準優1号艇を手に入れた。「初日よりは良くなってる。伸びは普通ぐらいになった。出足は悪くなかった。スローからの方が良いかな。出足型の足です」とイン向きの仕上がり。自慢のS力を駆使してキッチリ押し切ってくれそうだ。

機力に苦しみながらも、杉山裕也は4位で予選をクリア。「初日よりは良くなっているかな。ターン回りはましになっている。でも自分の中でもまだ物足りない。いろいろ考えながら、良くなるようなところを探していく」と、ようやく戦えるところまでは持ってこれたが、優勝を意識するなら更なる上積みは必要。ここからが調整力の見せどころだ。