初日連勝の里岡右貴だが「足の感じは良くはない」と不満

ボートレース常滑の「夏のマーゴの湯記念競走」は21日に初日を迎えた。初日12R「予選ドリーム戦」は、人気を集めた杉山裕也が逃げ切り。一瞬、三浦永理の差しが届いたように見えたが、何とか持ちこたえた。「余裕はないですね。良くはないし、整備も考える。前半は1マーク入り切らないのは仕方ないけど、道中の感じが良くなかった。これはやばい」と、杉山自身も機力には不安を覚えたようだ。

予選組では里岡右貴が連勝と気を吐いた。「前半はS勝ちですね。それなりに踏み込んでは行った。勘通りには行けている。ただ、石本裕武選手の方が展示から出てきたし、足の感じは良くはない」と機力には納得していない。

一方、東本勝利と藤山雅弘がパワフルに映った。東本は「前半は周りがきていないからSを放ってしまった。それでも足はいいですよ。かかりもいいし、全体的にいいと思う」と話し、藤山は「乗っていて体感がいい。バランスが取れて全体的にいいと思います」と共に手応えは十分のコメントが聞かれた。