ダービー勝負駆け！今節オール舟券絡みの谷野錬志が今年V4をインから目指す！

ボートレース浜名湖「サンケイスポーツ杯」は19日に5日目、準優勝戦日を迎えた。 この日はセミファイナル3番勝負がメインカード。10Rは金子和之がインから押し切り快勝。3号艇の森定晃史が2着で本命サイドの決着。11Rは6号艇の関裕也が前付けに動き1号艇の金子拓矢と2号艇の森永淳は深い起こしとなったが、コンマ21のスリット通過だった金子に対し、森永はコンマ11のスタート。そのまま森永がまくり白星、3号艇3コースから差した荻野裕介が2着。人気を集めた金子は4着に敗れて3連単は万舟券決着。そしてラスト12Rは予選トップの谷野錬志がイン逃げ白星。6号艇の武田光史が大外から果敢にまくって2着に入り3連単は4千円台の中穴決着となった。

準優戦の結果、優勝戦は1枠から谷野、金子和、森永、荻野、森定、武田という並びに。ここまでオール舟券絡み、ダービー勝負駆けという立場もあって連日気合のレースぶりも光っている地元の谷野が優勝戦ポールポジションに。舟足の方は「行き足から伸びがいいし、回り足も段々と良くなってきた」と仕上がりに関しては不満なしといえる状態。ダービー勝率アップ、そして今年V4も懸かる優勝戦だが「確実に優勝を取りたい」と目の前の1走に集中の構え。向かい風の強弱もあって今節の課題に挙げているスタートさえミスなければ地元Vは目前だろう。一方、打倒・谷野を狙う面々だが「回り足がいい」と口をそろえるのは金子和、森永で、森永に関しては前半の事故の影響も「レースに行ったらなかった」とのこと。荻野や森定も「レース足がいい」と実戦向きの仕上がりで展開があれば突ける足は十分。6枠で動向注目の武田は「ピット離れ仕様でも飛ばなかったし、誰も入れてくれないだろうから」と正攻法で上位進出を狙うことに。

優勝戦の出走表はこちら 浜名湖12R