浜名湖
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【GⅡ事前情報】地元ツートップは坪井康晴・河合佑樹、ライバルは当地好相性の峰竜太/浜名湖モーターボート大賞
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展望
坪井康晴と河合佑樹の地元ツートップがシリーズをリードする。どちらも、6月の「日本モーターボート選手会会長杯」で当地を走り(坪井は選抜1着、河合は優出3着)、一連のモーターの素性や調整の方向性はインプットされている。良機を引けば言わずもがな。たとえ平凡実績のものであっても、ある程度のポテンシャルは必ずや引き出すとみる。勝手知ったる水面で自在なテクニックを駆使して、遠征陣の前に立ちはだかる。
遠征陣では、峰竜太が最大の強敵となる。当地は2節連続優出中で、周年V(59周年)の実績もある。山口剛も周年V歴(62周年)があり、昨年8月のSGボートレースメモリアルでは優出(2着)と相性の良さを誇る。吉田拡郎や篠崎元志、丸野一樹らも好勝負は必至だ。
水面・モーター
現行モーターは4月15日が初使用。当初から20号機と38号機の2基が抜群の動きをアピールしている。実戦向きの20号機は徳増秀樹が連続V(うちひとつが完全V)を達成。行き足から伸びに定評がある。38号機は6月の「デイリースポーツ杯」で、山崎郡が圧倒的な強さで優勝を飾った。こと力強さに関しては甲乙付けがたいが、選手間の話を総合すると、38号機の方がいいのでは?という評判だ。この2基に続くのが12号機。5月の「レディースVSルーキーズ」で中亮太が2コースから差し切って優勝したシーンが強い印象に残っている。59号機は伸びを中心に、上位レベルへと仕上がるだけに楽しみが持てる。一方で、深谷知博と鎌倉涼夫妻が続けて引き当てたことで話題となった52号機は、深谷の見立て通りそこまでの力感はなし。前述の4基と比べて素性の差は否めない。
今節のキモ
個人的にだが、最もSG初出場に近い存在と目しているのが豊田健士郎と小池修平の2人。両者に共通しているのは、浜名湖での強さだ。20年以降、豊田は9節走って6優出4優勝。小池は6節走って5優出2優勝と結果を残している。強敵がそろうGⅡ戦とはいえ、気後れすることはない。特別戦初制覇を決めて、来年3月の戸田ボートレースクラシックの権利をつかみ取る。
静岡勢では、若林義人に注目したい。減量効果も相まって、A級入りに加えて3月・浜名湖、5月・福岡と2度の優勝をマークした。初の特別戦となる今節、思う存分に暴れ回って欲しい。