ドリーム戦1号艇だった木下翔太が予選をトップ通過

ボートレース若松の6日間開催「ミッドナイトボートレース4thBOATBoyカップ」は15日、いよいよ準優勝戦を迎える。4日目の5号艇も5コースからのまくり差しで1着とした木下翔太が、予選トップを守り切った。準エースとも言うべき5号機を完全に本格化させており、足は節一を争う仕上がり。ただ、準優12Rは石川真二ペラにして、4日目3Rでは6号艇からインを奪った吉田一郎が5号艇にいる。吉田との折り合い次第では波乱の余地を残す。更に立間充宏と山田佑樹がパワー面でのライバルになる。

益田啓司はペラを前回の烏野賢太の形に戻した途端に4連勝して、予選2位通過を果たした。「自分のとは体感が全然違う」と言いながらも結果が出ているので、もう、これをベースにすればいいのでは？と突っ込みたくなる。ただ、この準優11Rも節一級のパワーを誇る佐藤大佑と大須賀友がいて波乱含み。誰かが攻めた時は佐々木和伸や岡部大輔も展開を突く足がある。

4日目連勝と持ち直した興津藍が3位。合えばいい足だが、日によって変調したりする点は不安。2号艇が節一級の新田智彰だが、合った状態ならインで逃げで順当。柴田光も出足は好感触で得意の3コース戦だけに、一角崩しがあるかもしれない。

なお、加藤雅之は負傷のため帰郷した。