湯川浩司
湯川浩司

浜名湖

湯川浩司が押し切って当地では5度目の優勝!

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ボートレース浜名湖の「スポーツ報知ビクトリーカップ」は11日が最終日。気温はかなり上昇し、湿気も相まって蒸し暑い中での戦いとなった。

3日間の予選を勝ち上がった6人による優勝戦。6号艇の和田兼輔がチルトを3度に跳ね上げ、展示タイムでは頭1つリード。それでも絶好枠に座る湯川浩司が断然の支持を集めて、地元の笠原亮、看板機とタッグを組む大池佑来が対抗に推された。

本番はスタート展示と同じ、枠なりの3対3での進入。カドから中野希一がコンマ14のトップスタートを決めたが、大池もコンマ15とほぼ互角のスリット通過。一方の湯川はインからコンマ19の3番手スタートだったが、冷静に1Mを先マイ。そのまま首位へ抜け出し、危なげなく周回を重ねて1着でゴールした。

差した笠原が追走したが、看板12号機の大池が道中で笠原に肉薄。最終ターンで笠原を振り切った大池が逆転で2着に入線。3着には笠原が入った。2連単1-3は380円、3連単1-3-2は860円で共に2番人気での決着。

湯川は今年初、通算では昨年9月の住之江以来となる59度目、当地では5度目の優勝。今節は2連対率ワーストのモーターを引いてしまったが、前検練習後は整備室で入念に本体をチェック。1走目の前には早々とセット交換を施し、この整備とペラ調整がうまくマッチした。今節は抜群のピット離れと軽快な出足でシリーズを牽引。終わってみれば7戦オール2連対で今年初優勝となった。

思えば過去にはグラチャンで3度の優勝もあるなど、湯川はこの時期に滅法強いタイプ。今節の好結果もうなずけるというもの。勢いつけて臨む次走のSGオーシャンカップの走りも大いに楽しみだ。

優勝戦の結果はこちら 浜名湖12R