オール3連対の古賀繁輝が予選トップ通過

ボートレース江戸川の「第23回スカッとさわやか杯」は、2日に予選最終日となる4日目のレースが行われた。

予選の得点率トップ争いは見応えがあった。1位の大上卓人、2位の原田篤志、3位の古賀繁輝はそれぞれ前半レースを見事に白星をマーク。そして、10Rはこの3選手による直接対決となった。メンバーは1枠から古賀、鈴木峻佑、柴田朋哉、原田、向井田直弥、大上の6名。レースはインから古賀がコンマ15のスタート。外枠勢はやや立ち遅れ気味となって、スロー勢から古賀が先制。差した鈴木がバックで艇先を古賀に届かせようとしたが、古賀が2Mでここを潰して白星。さばき遅れてしまった原田は4着、大上は5着に敗れた。この結果、得点率トップには古賀が逆転で浮上した。大上が2位、3位が原田となった。

5日目の準優勝戦12Rで古賀は1枠に乗艇。仕上がりも「伸び型になってますね。でも、出足とかもしっかりグリップしていますよ。レースもしやすい感じあります。ターンマークをしっかり回れれば大丈夫だと思います。後はレースに集中するだけだと思います」と満足度の高い状態になっている。2枠の格上・坪井康晴が強敵となりそうだ。

2位の大上は準優11Rの1枠。予選最終走後は「(10Rは)Sが勘と違っていて行けなかった、遅れすぎですね。でも後ろを走っても何とか乗れたかな。直線はいい人がいっぱいいるし、足は普通で出足がちょっといいくらいかな。ターン回りも含めて無難な感じです。悪いところがないかな」という状態。今節はさほど強烈なスタートは放っていないが、勝負処はバチッと仕掛けて出るはず。準優は11R1枠で2枠の快速・原田篤志が対抗格となりそうだ。