芦屋
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人気を背負った新田雄史がFに散り、節一・村岡賢人が当地初優勝!
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ボートレース芦屋の「にっぽん未来プロジェクト競走in芦屋」は30日に最終日を迎え、最終12Rで優勝戦が行われた。予選トップ通過の村岡賢人が5日目の準優10Rで2着になったことで、準優で唯一逃げた予選2位の新田雄史が優勝戦1号艇を獲得。普通なら格上でイン戦の信頼度も抜群な新田を信頼するところだが、村岡が“普通”ではない桁違いの節一パワー。優出メンバーが決まったところで、新田は「起こしが悪くて、村岡くんがかなり伸びるから」と、これまで微調整にとどめていたペラを大幅に叩き変えることを決意していた。
迎えた本番、枠なり3対3の並びから全艇が0台Sを踏み込むスリット合戦に。新田がカドから伸びた村岡を抑えて、1Mを先マイ。逃げが決まったかと思ったが、まさかのFコール。村岡がそのまま後続を従えて先頭でゴールイン。混戦になった吉川喜継と岡祐臣の2、3着争いは、吉川喜が先着した。2連単4-2は780円(4番人気)、3連単3,640円(13番人気)で決着。新田のFで発売額の約85%にあたる約8700万円が返還となった。
村岡の相棒23号機の2連対率は前検時点では24%だったが、使用2節連続V中だった14号機と並ぶWエース機。「心配しなくても、使い納めの時には45%ぐらいになっていますよ」と村岡も好素性であることを見抜いていた。そして3日目時点で「この足で優勝できなければ、恥ずかしいぐらい」と仕上がりに胸を張っていた。自らにかけたプレッシャーを乗り越えて、当地は初優勝。今後のレースに期待したいが、GIでの準優Fのペナルティーで特別戦は走れない。しかし、その分は一般戦でレースを盛り上げてくれるはずだ。