前原大道が鮮やかなまくり差しで逆転初優勝！

ボートレース津の「ルーキーシリーズ第9戦スカパー！・JLC杯争奪戦」は25日に最終日を開催。ルーキーシリーズの優勝戦の人気は、ここまで圧倒的な内容で勝ち上がってきた1号艇・吉田裕平へ集中した。

展示はインから吉田、上田健太、そして前田翔が奥へ引き、前原大道、岡部大輝、豊田健士郎が外へ回る、枠なり2対4。展示から伸び気味だった前原が、本番も加速を利かせて前へ出て行った。吉田は先マイを決めたが前原の姿が目に入ったか、オーバーターンとなってしまった。その動きを見た前原はまくり差しに切り替えた。そこに豊田も飛び込んでバックは内から前原、豊田、吉田となり、内有利に前原が2Mを先マイ。そのままVゴールを決めた。吉田は豊田をホームで捕らえて2着が精一杯だった。

前原は自身7回目の優出で初優勝。123期のやまとチャンプがついに花開いた。吉田は準優勝も、最大の目標であったダービー勝率を圏内に入れた。V逸は悔しいが、今節の走りなら次こその期待は高まる。

優勝戦の結果はこちら 津12R