堀之内紀代子
堀之内紀代子

若松

チルトを目いっぱい跳ねた堀之内紀代子がまくり一撃で優勝!/若松オールレディース

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ボートレース若松の6日間開催のGⅢ「オールレディース北九州市制60周年記念」は22日が最終日。12Rで優勝戦が行われ、堀之内紀代子が5コースからのまくり一撃で今年3回目、当地では初、通算12回目の優勝を飾った。

進入はピット離れで堀之内が大きく遅れたものの、米丸乃絵はすんなり受け入れて枠なりの3対3。スタートは向い風が強まったこともあって全体的にかなり遅くなったが、堀之内は5コースからコンマ27のトップスタート。そのままグイグイ伸びて、一気にまくり切った。6コースの米丸がいい角度で差しかけたが、ボートが真っすぐ向いていなかった分、わずかに差さらずに横に流れて、浜田亜理沙と接触して後退。インで残した浜田がそのまま2着。細川裕子と米丸で最後まで接戦になった3着争いは、細川が貫禄のさばき勝ち。3連単5-1-3は12番人気の4080円だった。

堀之内は上位機を手にして前検から好感触だったものの、当地はチルトが1.5度までしかないので、準優までは完全な伸び型にしていなかった。しかし「今の足では優勝できない」と決心を固め、優勝戦はついにペラを伸び型に叩いて、チルトもマックスの1.5度に跳ねた。最終日だけ強い向い風が吹いた事も、間違いなくプラスに作用した。「いつも勝てるようにこれからも頑張るので、私と仲道大輔君も応援して下さい」と話し、笑顔でレース場を後にした。

優勝戦の結果はこちら 若松12R