準優10Rでは節イチ気配の大峯豊が岡村仁を脅かす

ボートレース住之江の「スポニチ杯争奪第57回住之江選手権競走」は16日が予選最終日。オール3連対にまとめた妹尾忠幸が予選1位通過。「この成績ですからね。足はいいですよ。いい仕上がりになっています。回り足が良くて、レース足がいいですね。スタートもぼちぼち行けています」と仕上がりも万全だ。

2位は田中信一郎。4日目11Rを逃げて、予選では3勝を挙げる活躍を見せた。「足は至って普通」と話すが、「ペラを大幅にやって乗り心地は大分きた。出口の抜けも良くなったと思う」と手応えも示す。3位は岡村仁。初日は4着2本と出遅れたが、整備でエンジンを立て直した3日目から4連勝を決め、逆転で準優1号艇を掴んだ。「ターン回りがしっかりしてますね」と序盤とは見違える足に仕上げてきたが、「直球は大峯豊さんとか、いい人には分が悪い」とも話す。

その大峯は予選4位通過となり、準優10Rでは岡村と相まみえる。「ストレートも良くて、回り足や回った後の押し感もいい。全部がいいと思う」と自信を示すように、文句なしの節イチ気配。穴党は大峯の逆転に期待したいところだ。