逃げ0本と波乱の2日目は坂元浩仁が連勝駆け

ボートレース江戸川で開催中の「にっぽん未来プロジェクト競走in江戸川」は、13日に2日目が開催された。徐々に強い追い風が吹き始めて、8Rからは安定板を使用。11Rからは2周戦でレースが行われた。そんなハードな水面コンディションと相まって、2日目は荒れ展開の連続。決まり手は逃げ0本、まくり3本、差し4本、まくり差し1本、抜き4本。イン艇の勝利は10Rで道中抜きの坂元浩仁のみと、見応えのあるレースが多かった。

その坂元は前半の4Rでも5コースから勝利を挙げており、2日目は見事な連勝駆け。エンジンの仕上がりも「重さはあるけど、スリット付近には雰囲気は出てきた」と話し、手応えは少しずつ増している。

2位タイにつけているのが地元若手の仲航太と、大阪の実力者・西村拓也。仲はA1勢相手に好戦を続けており、初日からオール2連対の成績。エンジンについては「板がついても大丈夫だし、普通よりちょっといいかも？」と控えめながら、レース足は結構なレベルだ。西村は2日目もインでまさかの敗戦を喫して、テンションは低め。「出足は普通。リップサービスなしで言うと出足○、伸び△ですね」と機力に関しても物足りなさを口にしている。

他では、石川真二と井上忠政が好レースを展開。石川は7Rで6コースから最内差しで白星、井上は9Rで大外からまくりを決めた。石川は「展開、展開」と話したが、調整で明らかに舟足は上向き。井上は「全速だと直線は雰囲気がある」と、相棒の52号機に手応えを得ていた。