初日メインレースは西村拓也が豪快な走りで勝利！

ボートレース江戸川の「にっぽん未来プロジェクト競走in江戸川」は12日に開幕。メインカードの12R「江戸川選抜」は、1枠から石川真二、西村拓也、坂元浩仁、古結宏、山田康二、岩瀬裕亮で争われた。イン戦の石川はコンマ07とスタートを踏み込んだが、2コースから西村が豪快な全速戦で石川を飲み込んだ。石川は小回りで耐え、バックでは差した坂元と共に西村を捕らえるも、2Mは再び西村が全速戦を選択。これが決まって、そのまま先頭でゴールを駆け抜けた。2着は坂元。石川は2Mで岩瀬に艇を合わされてしまって後退。岩瀬が3着に入った。

勝った西村は「足は全体にちょっと甘いですね。スリットの足にターン後の感じだとか、中間の部分で行かれる感じがした。ピストンを換えましたけど、そんなに変わってないですね。ただ、ブラケット交換で舟の向きはマシになった。そうじゃなかったら、今の1Mはぶっ飛んでいたと思います。もう少し足の甘さを解消したいので、また本体を見ようと思う」と慢心はなし。一方、インで敗れた石川は「また明日、頑張る…」と言葉少なにピットを後にした。

機力は坂元、古結、山田の伸びが良く、ターン足は西村と岩瀬がまずまず。石川はもうひと出足欲しい印象だが、バックで西村に追いついた伸びの感じは決して悪くなかった。

一般予選勢では、小野寺智洋と若手の西岡顕心が2連対発進。特に西岡は当地初出場ながらも、全速ターン、スピードの乗りはなかなかのモノ。シリーズのダークホースとなりそうだ。