竹田辰也が逆転で予選を首位通過

ボートレース尼崎の「BTS京丹後開設8周年記念競走」は10日が予選最終日。2日目まで首位を走っていた白井英治は選手責任の転覆で9位タイまで後退した。変わって予選首位通過を決めたのは竹田辰也。3日目はまくりと逃げで、2日目からの連勝を3に伸ばした。「伸びがいいし、舟も向く。Sもしやすい。もう十分です」と完調コメントも出ている。

2位は大上卓人。前操者が大苦戦したモーターだが、見事に立て直して今節は3勝をマーク。「少しズレたけど、合えば回り足を中心に悪くない」と機歴以上の仕上がりだ。3位は西野雄貴。初日は4着2本だったが、そこから3連勝と怒濤の巻き返しに成功。気配も上昇一途で「全体にいいし、手前もしっかりしてきた」と納得していた。一方で、白井は転覆がどう影響するのか注目だが、事故前はSから伸び加減で力感はあった。

他では「上積みできて感じは良かった」と言う松田大志郎や、「伸びいいし掛かりも良くなった。ゾーンも広い」と自信を見せる向後龍一。「Sして伸びる感じがあった」末永由楽に準優の好配が期待できそうな予感が漂っている。