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ボートレース常滑「サンケイスポーツ杯」は4日の3日目に、準優勝戦が行われた。
準優10Rは杉山正樹が逃げて、2号艇の木谷賢太が差し続いて圧倒的な一番人気で決着。勝った杉山は、「今日はターン初動の部分がイマイチでした。少し外へ流れていく感じがあった。そこを改善できるようにペラを煮詰めたい。やっぱり足は全体に○ですね。でも、合えば出足はいいと思います。(これで4場所連続優出に対して)ペラの調子がいい。たまたまですけど1個いい形ができて、今節も初日からその形をベースにしている。Sがしやすくて起こしのズレが少ないんです」と評価。今節も低調機と思われた27号機を中堅以上に仕上げてきた。
2着の木谷は、「回転がちょっと足りなかったかな。回ったときの出足は杉山さんの方が良さそうでした。でもここはペラの調整で良くなると思う、青写真はできてます。ピット離れは重いなりに悪くなかったし、枠は守れると思う」。ここまでオール舟券絡みと安定感のある走りが光る。
準優11RはS遅れた内枠両者だったが、どうにか石田章央が先マイ。しかし、仲谷颯仁がバックで差して1着で入線。仲谷は「足はバランスが取れて悪くないと思う。ただ、前半は差した時にキャビったし、抜けてこなかった。上位ではないですね。伸びを落とさず良い位置で勝負したいし。Sは初めての横風で迷いましたね。しっかりと朝特訓と直前のS特訓でつかんでおきたい。今節は情けないレースばかり。最後はしっかりといいレースを決めたい」気を引き締めた。今節は取りこぼしも少なくなかったが、最後は優勝戦で見せ場を作ることができるか注目したい。
石田は明らかに気配ダウン。「今日はまたダメになってた。朝も突っ込まれたけど、自分が進んでなかったからもある。朝から何か違ってた。後半に向けて調整をしたつもりだったけど…。特訓前の試運転ではそこそこだったけど、微調整したらダメだった。いい時はレバー操作の反応とかはいいけど、外すとそこもダメになる。時間があるのでしっかり調整したい」と2日目の良かった足に戻せるかが好戦へのカギとなりそうだ。
準優12Rは新開航にとってこの上ない厳しい展開だった。2コースの田路朋史がS遅れ、3コースの大橋純一郎がコンマ03のフルショット。スリットの時点では万事休すの状態だった。それでも新開はどうにか先マイに持ち込むと、1Mでグイッと回って押し切りに成功。何とも次元の違う走りだった。「Sはタイミング的には悪くないし、ダッシュを乗せていけました。体感は完璧でしたね。足も全体的に良くて今日が一番いい状態でした。ピット離れもいい。微調整でいきます。あとは自分との戦いですね」と新開。優勝戦1号艇ということも加味すれば、もはや負けるシーンは想像できない。
6超抜級 | 天野 友和 新開 航 |
---|---|
5上位級 | 大橋 純一郎 柴田 百恵 登 みひ果 |
4中堅上位級 | 田頭 実 橋口 真樹 松下 直也 村岡 賢 木村 亮太 |
3中堅級 | 小野 信樹 橋本 久和 鳥居塚 孝博 石田 章央 松浦 勝 須藤 隆雄 松本 博昭 杉山 正樹 樋口 由加里 谷川 将太 鶴田 勇雄 仲谷 颯仁 江頭 賢太 木谷 賢太 柴田 朋哉 實森 美祐 中島 航 堀越 雄貴 北村 寧々 |
2下位級 | 星野 政彦 森下 勇 津留 浩一郎 田路 朋史 庄司 樹良々 楠原 翔太 加藤 翔馬 木場 悠介 濱野 斗馬 |
1ワースト | 泉 啓文 堀本 裕也 西丸 侑太朗 |
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