地元のエース格・杉山正樹が当地連続優勝に燃える

ボートレース常滑の「サンケイスポーツ杯」は2日に初日を迎える。地元のエース格としてドリーム戦1号艇に指名されたのは杉山正樹。引いた27号機は2連対率31％とお世辞にもいいとは言えないエンジンだ。それでも「ペラは合っていない感じでしたけど、エンジン自体はそこまで悪い感じはしなかった。下がるようなことはなかったですからね。今節は低勝率機が多いシリーズで、30%あるのなら悪くないんじゃないかな。いつもここでやる感じにペラ調整していく。前節はミラクルな優勝ができたし、最近の流れはいい」と杉山に悲壮感はない。2節連続優勝、そして当地連続優勝へ向けて気合は入っている。

若手の有望株もドリーム戦にエントリー。仲谷颯仁は「ペラはそのままで乗りました。乗り心地がよさそうで、このままでもいけそう。班でも見劣らず一緒くらいはいっていたと思います。ただ、起こしで鳴いたので、ペラは少し叩いていくつもり」と課題こそあれ、合格点の付く動きだった。

新開航は「今日はなにも分からなかった。比較も体感も…すみません。ただ、明日からは足を重視するような調整で挑みたい」で、まずは初日の走りに注目。ダービー出場に燃える高橋竜矢は「回転が全く上がってこなかった。起こしからダメ。回ったあとも、もちろん出て行かない。乗りやすいのは出てないから…」とかなりの劣勢。今節は厳しい戦いとなりそうだ。