琵琶湖
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激しいつば競り合いを中島秀治が制して待望のデビュー初V
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ボートレースびわこ「大阪スポーツ杯争奪 第28回におの湖賞」は22日の最終日に優勝戦が行われた。中島秀治が激戦を制して待望のデビュー初優勝を飾った。
シリーズ序盤から強風が吹き荒れたびわこ一般戦は、最終日も午後から次第に風が強まり、10Rからは安定板を装着し優勝戦も同様の条件で行われた。その優勝戦、1枠で断然人気に支持されたのは女子の堀之内紀代子。ダッシュ戦ではびわこ初となるチルト3度で大暴れ中だが、内枠でもチルト1度で主導権をにぎる走りで10戦7勝と文句なしの成績で優勝戦を迎えた。2枠から外の男子勢5名がどう攻め込むか注目となった。
スタート展示で3コースに潜り込んだ6枠の北中元樹が本番ではさらに1つ内の2コースに入り、3コースからは枠なりで162カド345の隊形で優勝戦が開始された。スリットではダッシュ勢が早かったものの仕掛けたのは3コースの伊藤将吉で、展開を突いて中島秀治がうまくまくり差した。ほか4艇は遅れをとり、バックでは堀之内と中島が並走。堀之内の伸びがやはり断然だが、中島も内で懸命にしがみつき2マークを先取ってトップに躍り出た。ゴール前ではあわやというシーンもあったが、なんとか中島が押し切って1着ゴール。通算6度目、今年3度目の優出で待望のデビュー初優勝を地元で達成した。
3連単は4-1-5で11,190円(39番人気)と波乱の幕切れとなったが、初優勝を飾った中島以上に、敗れた堀之内の強烈すぎる伸び足が深く印象に残るシリーズとなった。