長嶋万記
長嶋万記

琵琶湖

長嶋万記が力強く差し切り今年早くもV5達成

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ボートレース琵琶湖「にっぽん未来プロジェクト競走inびわこ」は14日に優勝戦が行われた。

初日から荒天のため途中で中止順延となった当地の一般戦シリーズは、その後も強風が吹きつけたり雨が降ったりとぐずつく天気が続いたが、最終日も前日から降り続く雨の中で行われた。そして午後になってようやく雨は上がったが、それと同時に風が一段と強まり、9Rからは安定板が導入され、10R以降は本番2周レースとなり、残念ながら優勝戦も本番2周と厳しい条件のもとで行われた。最終日は5Rで118,140円という超大穴も飛び出したが、水面悪化が進むと一転してインが強くなり、6Rから11Rまで連続で1枠が勝利する流れで優勝戦を迎えた。決してパワーは最上級ではないが予選から技で圧倒してきた上平真二が、今年初優勝を懸けての1枠イン戦となった。

優勝戦、スタートはスロー3艇が0台と早く、なかでも優出紅一点の長嶋万記が2コースからコンマ03のトップスタートを決めた。1マークはインの上平が先制するが2コースの長嶋が差しハンドルで力強く引き波を越える。3コースの北川潤二のまくりと、カド4コースの佐藤博亮の2番差しは上位には届かず3番手争いに。寺本重宣柴田朋哉のアウト勢はスタートを行きそびれ万事休す。1周2マークは長嶋が先手を取り、上平は懸命に差し返しを狙うも及ばず、ここで首位争いもほぼ決し、3番手争いに焦点が移ったが、こちらもパワーで勝る柴田が北川を突き放し3連単は2-1-4で決着。配当は3,760円(13番人気)。

鮮やかな差し切り勝ちとなった長嶋は、この優勝で今年早くもV5とまさに絶好調。当地では初優勝となったが、表彰式では「水神祭を挙げたこのびわこで優勝できて本当にうれしいです」と終始笑顔を振りまいていた。

優勝戦の結果はこちら 琵琶湖12R