島村隆幸
島村隆幸

児島

島村隆幸が2度目のGI制覇に王手/児島キングカップ

{{ good_count }}

この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。

ボートレース児島で開催中のGI「児島キングカップ開設71周年記念競走」は14日に最終日を迎える。

連日快晴のボート日和が続いた今大会だが、準優日の5日目は雨で気温も低下。気象条件への対応力がカギとなる一日だった。1Rは伸びに手応えを得た下出卓矢が6コースまくりに出たがフライング。3コースの渡邉和将がまくり差しを決め、インの森定晃史は2着。2Rは末永由楽が逃げ、まくって出た村岡賢人が2M差して2着。3Rは中澤和志が2コースから差し切り、4Rは中村魁生が逃げて勝利。5Rは田村隆信、6Rは吉田拡郎、7Rは田口節子、8Rは関浩哉が逃げて白星を飾り、イン優位の流れが続いた。9Rは6コースから差した深谷知博が先頭に抜け出したが、2Mのターン後振り込み妨害失格。2番手につけていた松井繁が繰り上がる形で白星を飾り、吉田俊彦が転覆するアクシデントが発生した。

そして、準優勝戦では風向きが急変。予選期間中は終日ホーム向い風だったが、今節初めて追い風に変化。準優10Rはチルト3度の菅章哉がまくりに出るも、2コースの井口佳典と競り合う展開。1コースからコンマ21の6番手Sだった吉川元浩が逃げ切り、6コースの池田浩二が差して2着。菅は6着に敗れ、5着の井口は不良航法のため賞典除外となった。

続く11Rは3カド戦の水摩敦が6番手Sのコンマ15で、他の5艇がゼロ台S。ホーム追い風なら差しが決まる当地のセオリー通り、2コースの毒島誠と4コースの片岡雅裕が差して1、2着。1号艇の西村拓也は3着で優出を逃した。

12Rは全艇が速い踏み込みとなり、3コースの上田龍星がプラス04のフライング。コンマ02のSを決めた1コースの島村隆幸、2コースの篠崎仁志、5コースの守屋美穂が1~3着。フライングの上田が1Mで振り込み転覆したため、そのまま順位が確定した。

14日の優勝戦は3月住之江Vから6場所連続優出を果たした島村が1号艇。5人のSGタイトルホルダーを相手に、4月宮島周年に続く2度目のGI優勝へ挑む。

優勝戦の出走表はこちら 児島12R