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前出達吉がデビュー初V
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ボートレース津の「日刊スポーツちどり杯争奪戦」は13日に最終日を迎え、天気予報通り雨模様の中で行われた。優勝戦の人気はイン里岡右貴へ集中。当地は初優勝を飾った思い出深い水面で優出実績も多く、本人も以前からドル箱と語る自信満々の水面だ。この里岡がインに構え、前出達吉、中島昂章、北川太一の初優勝チャレンジ組が2~4コースへ。大場敏と吉川貴仁がアウト水域に並び、枠なり3対3へ分かれた。
スリット後はイン里岡が飛び出してカド北川が攻める。中へこみの形から両者が激しく握り合いになったが、里岡が北川を蹴散らして先マイへ。ところが、ここで里岡に悪夢のFコール。プラス03の勇み足で戦線離脱となった。前出の差しは一瞬バランスを崩してしまったが、2番差しに構えた中島が痛恨の振り込み。前出がそのまま首位へ浮上し、大場が吉川を振り切って次位を確保した。
今節は準優で横澤剛治、佐藤悠がFと、事故の多いシリーズになってしまった。里岡は4月大村でも優勝戦1号艇でVを逃してしまったが、雪辱を果たすことはできなかった。
優勝した前出は通算19回目の優出、デビューから11年と10日をかけてついに初優勝を飾った。