小芦るり華がスーパーピット離れでイン奪取/若松ヴィーナスシリーズ第3戦

宇野弥生が1号艇だった2日目の8Rは、S展示からピット離れで飛び出していた小芦るり華が本番ではインを奪うシーンが見られた。1マークでターンが飛んでしまい、宇野に差されて2着に終わったものの、あのピット離れが継続されるようなら、枠に関係なく内寄りが取れそうな雰囲気がある。

「ピット離れ仕様というわけじゃないですが、調整して反応があった時はオマケでピット離れも良くなるんですよねえ」と本人は分析。出足を求めて回転を上げて、それがはまった時にピット離れまで良くなるという図式のようだ。

ただ、1マークで飛んでしまったように、舟の向きという課題は残った。「足は仕上がったので、あとはそこだけで～す」と余裕しゃくしゃく。好調な師匠の宮地元輝と同じく、最近はリズムもいいようだ。